10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
手芸も写真も好きなので、
outfitを作ったり、
いろんな場所で写真を撮ったり。
そんな活動の記録です。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
お着物いいですよーって言っておきながら、
自分の着物の紹介をしてなかったので、
やってみます。
自分で作った着物は、結構アレンジしてあるので
まぁ、参考までにどうぞ…。
着物は直線縫いなのでラクですよ。
ちなみに私は全部手縫いです。
着物は手縫いの方がいい…というのは、
他の方から聞きますが、
家にミシンがないので比較したことはありません。
が、学生時代にミシンを使った経験からすると、
手縫いの利点は場所と時間を選ばないことかな。
音が響かないので深夜でもOKだし、
場所をとらないので電車の中で縫っていた時もあります(笑)
(通学時間が片道2時間なんですよー。もぅ暇で暇で…)
では、続きに私の着物と着付け方なんかを簡単にのせておきます。
長いので覚悟してください。
001
お写真は右クリックで拡大するので、
見にくい画像は大きくして見て下さい。
私が作る着物は二部式なので、こんな感じです。
二部式ってのは、上下分かれてるやつですね。
人間の着物では、襦袢なんかは二部式のものがあります。
さすがに着物で二部式を見たことはないですが…。
半襟は襟といっしょに縫い付けてあります。
袖の裏地とはっかけ(下の裏地)と同じ色にすると、
統一感があっていいですよ。
ついでに言うと、枕帯も同じ系統の色がいいと思います。
まぁ、それはまたあとで。
002
トルソーに着せてみました。
ブライスのふたりはもうしばらく今の服で楽しみたいので。
味気ないお写真でスミマセン。
えっと、上はスナップ2個留めです。
襟の終わりあたりから下は帯とかで見えないので、
ぶっちゃけ適当です。波縫いでもとれなければOK(笑)
003
下もつけてみました。
こちらもスナップ2個留め。
まきスカートみたいに、くるりとまいただけです。
おはしょりはあらかじめ縫ってあります。
…が、この位置だと帯ギリギリなんですよね。
縫い目が見えないように補正しながら撮るのが大変でした。
もっと布をたくさんとって、
0.5cmでも上のほうにおはしょりの縫い目があるといいかも。
うーん、失敗。
初着物、初二部式だったので、結構失敗してます。
(それを参考に出してくる自分ってどうよorz)
下の赤い裏地(はっかけ)は少し見せるのがポイント。
あとは前になっている布の端が下がらないようにするのが
ホントの着方です。
ドール服の場合はスナップの位置がしっかりしてれば大丈夫ですね。
004
今度は帯類です。
上のが帯。右下がお太鼓。
びよーんと伸びているガーゼふたつは枕です。
下の白いガーゼにコットンを少し入れて枕を作ります。
その上のピンクのガーゼは、
白いガーゼを赤い絵の具で染色したもの。
005
お太鼓を帯に通します。
お写真は裏から撮ったものですね。
帯は袋縫いをして、縫ったところが写真のように
裏側の中心にくるように調節します。
で、そのなかに工作用紙をいれて、帯板代わりに。
これでしっかりした帯に見えます。
下の枕は、白いガーゼでコットンをくるみ、
それをピンクのガーゼでくるんだところです。
綺麗にくるむのは枕のあるところだけで大丈夫です。
006
最終的に帯関連のものはこんなかんじになりますね。
本当は帯締めというのをするのですが、
この帯は、真ん中にレースを使ったので、
あえて帯締めをしませんでした。
普通の帯の時には、しっかり帯締めしますよ☆
あと、ポイントはスナップの位置なのですが、
写真のように端から少し内側につけると、
座っても外れにくくなります。
(キモノ娘のデフォ帯は座るとマジックテープが外れやすいです)
007
こんな風に後ろで帯を留めます。
スナップ2個留めですね。
前の方に、帯が二重になっているところが出ていないか、
しっかり確認してください。
008
お太鼓をずらして、帯の境目を隠します。
こうすれば、後姿も綺麗に撮れます。
あとは、枕をお太鼓の一番上にして、後ろはOK。
009
前に枕のガーゼをもっていきます。
しっかりひっぱった方が、お太鼓が綺麗にふくらみます。
白いガーゼを前で結んで、帯の中に押し込みます。
白は見えないので、どうやってもOK。
ちなみにこのときは長さが足りなかったので、
伸ばして帯に押し込むだけにしました。
ピンクのガーゼは綺麗に入れましょう。
まずむかって左のガーゼを、白いガーゼを隠しつつ帯に入れます。
次に反対側のガーゼを、しろいガーゼを隠しつつ、綺麗に開いて、
襟の中に押し込みます。
枕の処理はいろんなやり方があって、結んだり、両方帯びに入れたり、さまざまです。
私はこの形が気に入っていますが、どうでしょう?
枕の帯が短い時には、結構使える手です。
半襟、枕、帯締め。形もそうですが、色は濃い色を選ぶのがコツかな。
効き色というか、締め色というか…凛とした感じになります。
だからこの3つを綺麗にできると、着物はぐっとよくなりますよ☆
帯にわざわざ枕をつくったり、帯締めを帯につけてなかったりするのは、
枕や帯締めで着物を楽しみたいからなんです。
それに帯にくっつけちゃったら、その着物でしかその帯はつけられないでしょ。
そんなのつまんないじゃん。
着物も洋服と同じ。コーデが楽しいんだもん。
010
次はスカートです。着物スカート。
そう、コレがやりたかったから二部式にしたんです。
スカートの作り方は簡単。
裾にレースと半襟の生地をいっしょに縫って、
ウエストはゴムです。ゴムが通るだけの幅で縫って、
ゴム通して引っ張るだけ。
簡単にギャザーが作れるんです。便利な方法でしょ☆
(単に普通にやったらギャザーが作れないだけという…orz)
布の長さは…ぶっちゃけ適当です。
40cmくらいだったかなぁ…。
でも長さをとればとるほど、ギャザーで膨らんじゃうので、
いつの間にかミニスカになっちゃう可能性も…。
その辺は作るときに調節してみてください。
ちなみに、このお写真のスカートはパニエ使ってません。
これだけ膨らむんですよ。私も結構びっくりでした。
あと、ポイントは半襟や裾の裏地と同じ生地でスカートの裾を飾ること。
それだけで上の着物との統一感がでます。
011
さっきみたいに帯をしてみました。
ちょっと襟が浮いてますが…見なかったことにorz
スカートのほうは、ウエストのゴムのところを帯で隠すと自然です。
このお洋服は【080406東京桜狩紀行】で小夜子がたくさん着ています。
帯はキモノ娘のデフォ帯ですが。
他にも着物系ですと【080424ロリィタキモノスカート】
【080508藤祭り】なんかですね。
スカートの方はいろいろ試しながら作っているので、
たしかロリィタのときは裾プリーツだった気がします。
まぁ、その辺も、遊んでみてください。
長々と書いてきましたが、読んでくださってありがとうございます。
少しでも皆様の参考になれば幸いです☆