狐花のキャリーケース

狐花のひなまつりが終わりましたが、
狐花つながりで狐花のキャリーケースのご紹介を。
今までのシンプルなのとは違って、
けっこういろいろやってます。
つづきに写真をのせたのですが、
悪い癖で、また語っていますので、
そこはとばして、お写真だけでも見ていただけたら嬉しいです。

では、見たい方はつづきをどうぞ。

狐花は『球体関節人形・愛』というドールです。
このサイズは大きめの眼鏡ケースがいいと噂でした。
でも私は『大きい眼鏡ケース＝可愛くない』と思い込んでいて
他のケースを使っていました。
それがビオレさらさらパウダーシートのケースです。
でもこのケースだと、ナナメにいれてやっと。
しかも足を少し曲げなきゃいけません。
可動関節なら曲げて入れることもするんですけど、
球体関節はゴムでつながれているので、
曲げておくとゴムが伸びちゃうかも…と思ったんです。
で、愛にピッタリなハードケースを探しました。
ショッピングモールでふらふら探したんですけど、
やっぱりいいのはなくて…。
ふと眼鏡屋さんの店頭に並んでいるケースを見て、
試してみました。
そうしたら…びっくりするくらいぴったり！
固定の必要なんてなかったです。

このケースは、エナメルっぽい素材で、
色はシルバー。
白と迷ったんですけど、
元々エナメルはあまり好きではないので
どう選んだらいいかわからなくて…。
シルバーのケースを買ったはいいけど、
見れば見るほど、違和感を感じてしまって。
苦肉の策で、デコりました。
コテコテのアリスは、雑貨屋さんでゲットしたシールです。
不思議の国のアリスを題材にしたシールでした。

一枚目は表。上とも言いますか。
中心にはハートの女王が手鏡を持ってアリスを見ている感じ。
その左右のアリスと白ウサギは、
すれ違う感じを出したくて、わざと鏡像っぽく。
アリスは白ウサギを追いかけているんだけど、
おかしなお茶会のゲストに。
そんな構図を左側に。
お茶が注がれているようなポットの位置や、
本当に人がいるような帽子の角度なんかが
ちょっとしたこだわり。
そして、さりげなく『白薔薇』です。
右側には、白ウサギが走っている。
時計を持って。
この時計は『白ウサギの時計』
ある意味、『ハートの女王の時計』
さらに有名な薔薇をペンキで塗り替えるシーンなんかを作りました。
右側の持ち手の付け根には『ハート』が。
こちら側はハートの女王の領域なんです。

二枚目は裏側。
裏もデコる必要はなかったんでしょうけど、
調子にのってやってしまいました。
ここでも真ん中から分けています。
中央はクラウン。
ここには、左にＡ、右にＱと書いてあります。
だからその下の鍵も左がアリスのスペードの鍵。
右がハートの女王のハート鍵。
でも鍵って自分で握って鍵穴にさすんですよね。
だから持ち手が下になっているんです。
でもスペードは逆さまにすると『ハート』なんです。
それに、スペードの由来はタロットのソード。
アリス＝理不尽な状況でも戦う者って感じでしょうか。
クロスのところですが、アリスの鍵が上になっているのは、
アリスが勝つという意味です。
左側はアリスの領域。
『白薔薇』に『スペード』
そして鍵の下にあるのは『アリスの時計』
アリスはアリスの時間を手に入れるんだと思います。
右側はハートの女王の領域。
その証拠に、持ち手にハートがつているでしょう？
ハートの女王が好んだ『赤薔薇』
表でアリスを見ていた『鏡』
ポットに描かれた『白ウサギ』
そして３つのカップに同時にお茶を注ぐという『理不尽な要求』
裏はストーリーではなく、アリスとハートの女王の
性格やキーワードをいれてみました。

三枚目。これは中の構造です。
まぁ、普通の眼鏡ケースですので(笑)
狐花の髪は広がってしまうので、
飛び出さないように
眼鏡ふきの布で片側だけくるんでいます。
フェイス保護にもなるといいなぁ…なんて思いながら。

やっぱり長くなりました。
しかも、うろ覚えなアリスで作ったので…。
すみません|||||||orz