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手芸も写真も好きなので、
outfitを作ったり、
いろんな場所で写真を撮ったり。
そんな活動の記録です。
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やっと最終回までこぎつけました。
どうやらワタクシ公認のようでございます。
彼が我が家に越してきたときの話も
ストーリーでUPする予定ですが、
がんばって撮影いたしますです。
最終回ということで、
お写真も変えてみました。
未来予想図って感じでしょうか。
道のりは険しそうですが(笑)
【Boy meets girl... 最終回】
どこへ行くかはわからないが、とりあえずついて行くことにした。
「あのね、私、あれが今日の昼食なんだ」
ふーん。リングが4つ…いや、半分にしてたから2つか?
少なくねぇ?
驚いて隣を見ると、てへっと笑っていた。
「私ね、病気なの。去年、小夜子と会った時は、
本当に入院するかどうかって雰囲気だったわ」
「なんの病気なんだ?」
「………ナイショ。ごめんね」
いや、まぁそれはいいけど…。
「今は…」
「んー、ちょっとずつ大学行ってる。
今は行ける日と行けない日が半分ずつくらいかな」
それって、ちょっとはよくなったってことか?
でも半分しか行けないんじゃ、授業についてけないんじゃないか?
俺も大学あんまり行ってねぇから、
試験のときのキツさは解るつもりだけどよ。
「あのね、今は小夜子がんばれてるけど、
そのうち私のようになっちゃうよ」
「あんたのように?」
「うん。私のように、苦しんで、泣いて、泣いて、死にたくなっちゃうよ」
それってどんな病気なんだよ。
小夜子がなるってどういう意味なんだよっ。
俺が口を開こうとするのを制するように、女が言った。
「小夜子はそんな私をずっと見てきたの。ずっと守って支えてきたの。
だから、私を大事にするんだよ。妹と同じくらい」
そりゃぁ、目の前に苦しんで泣いて死にそうなやつがいたら、
なんとかしてやりてぇと思うだろうよ。
それが小夜子なら、なおさらな。
あいつは、そーゆーヤツだから。
「そんな私に、小夜子が止められると思う?」
死にたくなるようなヤツにはできねぇってことか?
それとも…そんなヤツがやめろと言ったところで、
小夜子はきかねぇってことか?
「どうすれば、小夜子はあんたみたいにならなくてすむんだ?」
「簡単だよ。がんばるのを止めさせてあげればいいの。
わがままいってもいいって、心から思わせてあげればいいの」
簡単? 嘘いうなよ。 小夜子相手に簡単にいくはずがねぇだろう。
わがままいってもいいなんて、口で言っただけじゃ納得しねぇぞ。
それこそ、こっちが引き出してやって、わがまま言わせて、
それを叶えてやらねぇと。
「ねぇ…その覚悟はある?」
俺は、試されてるのか?
ふっ…俺だって、小夜子を一生守って愛しぬくって決めてるんだ。
やってやろうじゃん。
小夜子をぜってぇ死なせない。
ゆっくりと頷くと、女は笑って言った。
「協力は惜しまないわ。
それから、私のことは薫令って、ちゃんと呼んでね」
「あぁ。よろしくな、薫令」
こうして、俺は薫令と―小夜子と同居することになった。
fin...
と、いうことで、
有栖がやってくる設定的物語(笑)は
おしまいです。
これからどうなるのかは、
まぁ、ふたり次第かな。
右の写真は、こうなってほしいな…という
未来予想図その2とその3です。
調子にのって、撮影しすぎました。
こんなに近づいていても、
実は、顔はくっついていないデス。
メイクがはげるのが恐くてできませんでした。
その3の写真がピンボケなのはわざとです。
ピントをあわせた写真もあるのですが、
こっちのほうが雰囲気がよかったので。
…そういえば、ここまでの恋物語なら
普通に晒してもよいのでしょうか。
一応、男女の恋愛でkissまでですけど、
ドールだからどうなのかなぁ…と
考えてみたり。
うーん。。。