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プロフィール
HN:
薫令(かおれ)
年齢:
38
性別:
女性
誕生日:
1987/02/23
職業:
大学生
趣味:
手芸・工芸・文芸
自己紹介:
ドール大好きっ子の薫令です。
手芸も写真も好きなので、
outfitを作ったり、
いろんな場所で写真を撮ったり。
そんな活動の記録です。
手芸も写真も好きなので、
outfitを作ったり、
いろんな場所で写真を撮ったり。
そんな活動の記録です。
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私は、少しずつ書きすすめていくというのが苦手でして。
【小夜曲の世界】を舞台としたお話は、
数年前にいっきに書いてしまっておりました。
それをちょっとずつ人形劇にしていたわけです。
よく2●話も書いたなぁ…って思いますよ。
今日のお話は、クリスマスです。
今回もやっぱり長いので、時間のあるときにでもどうぞ。
++++++++++
【姫と王子のクリスマス】
■小夜子
ごめんね、これからちょっとでかける用事ができちゃったの。
■薫令
もう夕方だけど…お夕飯までには帰ってくるの?
■小夜子
うーん、たぶん…。
■薫令
早く帰ってきてあげてね。
ニーナ楽しみにしてるから。
■小夜子
ありがとう。
■薫令
(それにしても、いつもよりちょっとおめかししてるよね。
ティアラまでつけてさ。
…あれ? もしかして用事って。
余計なこと言っちゃったかしら)
■ニーナ
ニナつまんないっ。
おねぇたん、いないんだもん。
■薫令
もうすぐ帰ってくると思うから…。
ご飯、先に食べてる?
■ニーナ
待ってる。
■薫令
そっか。
■ニーナ
いっぱいツリーも飾りつけしたのにっ。
なんでおねぇたんいないの?
おねぇたん、どこに行ったの?
■薫令
うーん、私もわからないんだよね。
■薫令
小夜子の携帯に電話してみる?
■ニーナ
うんっ。
(■小夜子
あら、薫令ちゃん?)
■薫令
あ、うん。
あのね、ニーナが…
(■小夜子
ぐずってるの?)
■薫令
うん、そんなかんじ。
小夜子を待ってるって。
(■小夜子
待つって……『もう7時すぎてるぜ』…え? もうそんな時間?
すぐに帰るわっ)
■薫令
…ありがとう。うん。それじゃ。
小夜子、すぐに帰ってくるって。
■ニーナ
すぐっていつ?
どれくらい?
■薫令
うーん。
どれくらいだろうねぇ。
■ニーナ
このくらぃ?
■薫令
うーん…
■ニーナ
すぐって言ったんだから、
このくらいだよね☆
■薫令
それは短すぎじゃない?
■ニーナ
すぐって言ったんだから、
このくらいだよね☆
■薫令
それは短すぎじゃない?
■薫令
…!! あわわっ。
お耳がツリーにひっかかってるよ。
ニーナってばっ。
■ニーナ
おねぇたん、まってるぅ(むにゃむにゃ)
■薫令
…もうっ。わかったから。
■薫令
あら、小夜子。おかえ…。
(え? 部屋に直行?)
ニーナ、ニーナ。小夜子帰ってきたよ。
■ニーナ
ふぇ…?
■薫令
だから、小夜子が帰って……て、あれ?
(なんでまた出て行っちゃうの?)
■ニーナ
ふぇ~?
ねむねむぅ。
■ニーナ
あれぇ?
おねぇたん、いないよ~。
■薫令
お、おトイレに行ってるんだよ。
■ニーナ
お迎えにいってくる。
■薫令
まっ…。
トイレの前で待ってられたら、落ち着かないでしょ。
ここにいようね。
(もうっ、どこに行ったのよ…)
■ニーナ
…………………もう待てなーい。
■ニーナ
ねぇおかぁさん。
ホントにおねぇたん、帰ってきたのぉ?
■小夜子
ただいま…。
■ニーナ
!! おねぇたんっ
■ニーナ
おねぇたーん!!
■小夜子
きゃぁ
■ニーナ
ニナ、ずっと待ってたんだよ。
おねぇたん遅いんだもん。
ねぇ、おなかへったよぅ。
おねぇたん、おねぇたん。
■小夜子
……。
■ニーナ
ねぇ、おねぇたんっ。
■小夜子
…そうね。ごはんにしましょうか。
+++
(お食事後)
■ニーナ
今年もサンタさん、来るかなぁ。
■小夜子
……。
■ニーナ
ねぇ、おねぇたん。
■小夜子
…えっと、なんだっけ?
■ニーナ
もうっ。ちゃんと聞いてなきゃダメ!でしょ。
だからね、今年はサンタさん、来るかなぁって。
■小夜子
来るわよ。いいこにしていたもの。
■ニーナ
ホントに?! だといいなぁ…。
■ニーナ
ねぇ、おねぇたんのところには来るの?
■小夜子
……。
■ニーナ
おねぇたんっ。
■小夜子
……。
■薫令
小夜子のところには来ないんじゃないかなぁ。
サンタさんがくるのは12才までだから。
■ニーナ
ガーン。おねぇたんのところには来ないんだぁ
■ニーナ
おねぇたんかわいそう…。
サンタさんっていぢわるだね。
おねぇたんだっていい子だったのに。
■小夜子
(いい子…私が? だってさっき……)
■薫令
もう寝ましょ。早く寝ない悪い子のところには、
プレゼントじゃなくて薪を置いていっちゃうのよ。
■ニーナ
ニナ、プレゼントがいいっ!
■薫令
だから寝ましょ。
■ニーナ
うーん。おねぇたんと寝る~。
(抱きつきっ)
■薫令
小夜子、ほら着がえてきて。
ニーナが眠いって。
■小夜子
…うん。
■薫令
ほらほら。小夜子のためにお布団あたためておいてあげて。
■ニーナ
はぁ~ぃ。
(■薫令
なーんか、小夜子の帰ってきてからの様子が変なのよねぇ。
上の空っていうか……)
+++
(翌日)
■ニーナ
おねぇたんっ。見て~。
サンタさんからなのぉ☆
■小夜子
よかったわね。
ニーナがいいこだったからよ。
■ニーナ
うんっ☆
よかったぁ~。
■小夜子
ねぇ、ニーナ。
何をもらったの?
■ニーナ
うーん、まだ開けてないの。
なんだろう…。
■ニーナ
んしょっ。えーい出しちゃえ。
(がさがさ)
■小夜子
(えっ。ここで?)
■ニーナ
全部出たぁ?
■小夜子
えぇ。出てきたわよ。
■ニーナ
お洋服だぁっ。
■ニーナ
かわいぃ…。
これニナの? ニナのぉ?
■小夜子
えぇ、そうよ。
■小夜子
着ているところも見てみたいわ。
■ニーナ
うんっ。ちょっと待ってて。
■小夜子
顔洗ってからにしなさい。
■ニーナ
はぁ~い☆
■ニーナ
じゃーん。どう?
■小夜子
すごいわ。よく似合ってる。
■ニーナ
えへっ。おねぇたんはお姫さまだから、
ニナは王子さまね。
■小夜子
お姫さま?
■ニーナ
キラキラしたティアラがあるじゃんっ。
だから、おねぇたんはお姫さま。
■小夜子
(『たまにはお姫様になって』……
なんで今思い出すのよっ)
■ニーナ
おねぇたん?
■小夜子
うん、ごめんね。大丈夫だから。
■ニーナ
ホントに???
■小夜子
えぇ。今日はふたりでどこかおでかけしましょうか。
■ニーナ
やったぁ☆
++++++++++
小夜子とニナしかいなかった時は平和でしたね。
いろんな意味で。
有栖が来て、世界が広がって。
リコリスが来て、色々変わって。
そうして数年後の世界(SD)に繋がっていくんですね。
スタートがここだな、って思うと
ココロがほんわかなります。
■小夜子
ごめんね、これからちょっとでかける用事ができちゃったの。
■薫令
もう夕方だけど…お夕飯までには帰ってくるの?
■小夜子
うーん、たぶん…。
■薫令
早く帰ってきてあげてね。
ニーナ楽しみにしてるから。
■小夜子
ありがとう。
■薫令
(それにしても、いつもよりちょっとおめかししてるよね。
ティアラまでつけてさ。
…あれ? もしかして用事って。
余計なこと言っちゃったかしら)
■ニーナ
ニナつまんないっ。
おねぇたん、いないんだもん。
■薫令
もうすぐ帰ってくると思うから…。
ご飯、先に食べてる?
■ニーナ
待ってる。
■薫令
そっか。
■ニーナ
いっぱいツリーも飾りつけしたのにっ。
なんでおねぇたんいないの?
おねぇたん、どこに行ったの?
■薫令
うーん、私もわからないんだよね。
■薫令
小夜子の携帯に電話してみる?
■ニーナ
うんっ。
(■小夜子
あら、薫令ちゃん?)
■薫令
あ、うん。
あのね、ニーナが…
(■小夜子
ぐずってるの?)
■薫令
うん、そんなかんじ。
小夜子を待ってるって。
(■小夜子
待つって……『もう7時すぎてるぜ』…え? もうそんな時間?
すぐに帰るわっ)
■薫令
…ありがとう。うん。それじゃ。
小夜子、すぐに帰ってくるって。
■ニーナ
すぐっていつ?
どれくらい?
■薫令
うーん。
どれくらいだろうねぇ。
■ニーナ
このくらぃ?
■薫令
うーん…
■ニーナ
すぐって言ったんだから、
このくらいだよね☆
■薫令
それは短すぎじゃない?
■ニーナ
すぐって言ったんだから、
このくらいだよね☆
■薫令
それは短すぎじゃない?
■薫令
…!! あわわっ。
お耳がツリーにひっかかってるよ。
ニーナってばっ。
■ニーナ
おねぇたん、まってるぅ(むにゃむにゃ)
■薫令
…もうっ。わかったから。
■薫令
あら、小夜子。おかえ…。
(え? 部屋に直行?)
ニーナ、ニーナ。小夜子帰ってきたよ。
■ニーナ
ふぇ…?
■薫令
だから、小夜子が帰って……て、あれ?
(なんでまた出て行っちゃうの?)
■ニーナ
ふぇ~?
ねむねむぅ。
■ニーナ
あれぇ?
おねぇたん、いないよ~。
■薫令
お、おトイレに行ってるんだよ。
■ニーナ
お迎えにいってくる。
■薫令
まっ…。
トイレの前で待ってられたら、落ち着かないでしょ。
ここにいようね。
(もうっ、どこに行ったのよ…)
■ニーナ
…………………もう待てなーい。
■ニーナ
ねぇおかぁさん。
ホントにおねぇたん、帰ってきたのぉ?
■小夜子
ただいま…。
■ニーナ
!! おねぇたんっ
■ニーナ
おねぇたーん!!
■小夜子
きゃぁ
■ニーナ
ニナ、ずっと待ってたんだよ。
おねぇたん遅いんだもん。
ねぇ、おなかへったよぅ。
おねぇたん、おねぇたん。
■小夜子
……。
■ニーナ
ねぇ、おねぇたんっ。
■小夜子
…そうね。ごはんにしましょうか。
+++
(お食事後)
■ニーナ
今年もサンタさん、来るかなぁ。
■小夜子
……。
■ニーナ
ねぇ、おねぇたん。
■小夜子
…えっと、なんだっけ?
■ニーナ
もうっ。ちゃんと聞いてなきゃダメ!でしょ。
だからね、今年はサンタさん、来るかなぁって。
■小夜子
来るわよ。いいこにしていたもの。
■ニーナ
ホントに?! だといいなぁ…。
■ニーナ
ねぇ、おねぇたんのところには来るの?
■小夜子
……。
■ニーナ
おねぇたんっ。
■小夜子
……。
■薫令
小夜子のところには来ないんじゃないかなぁ。
サンタさんがくるのは12才までだから。
■ニーナ
ガーン。おねぇたんのところには来ないんだぁ
■ニーナ
おねぇたんかわいそう…。
サンタさんっていぢわるだね。
おねぇたんだっていい子だったのに。
■小夜子
(いい子…私が? だってさっき……)
■薫令
もう寝ましょ。早く寝ない悪い子のところには、
プレゼントじゃなくて薪を置いていっちゃうのよ。
■ニーナ
ニナ、プレゼントがいいっ!
■薫令
だから寝ましょ。
■ニーナ
うーん。おねぇたんと寝る~。
(抱きつきっ)
■薫令
小夜子、ほら着がえてきて。
ニーナが眠いって。
■小夜子
…うん。
■薫令
ほらほら。小夜子のためにお布団あたためておいてあげて。
■ニーナ
はぁ~ぃ。
(■薫令
なーんか、小夜子の帰ってきてからの様子が変なのよねぇ。
上の空っていうか……)
+++
(翌日)
■ニーナ
おねぇたんっ。見て~。
サンタさんからなのぉ☆
■小夜子
よかったわね。
ニーナがいいこだったからよ。
■ニーナ
うんっ☆
よかったぁ~。
■小夜子
ねぇ、ニーナ。
何をもらったの?
■ニーナ
うーん、まだ開けてないの。
なんだろう…。
■ニーナ
んしょっ。えーい出しちゃえ。
(がさがさ)
■小夜子
(えっ。ここで?)
■ニーナ
全部出たぁ?
■小夜子
えぇ。出てきたわよ。
■ニーナ
お洋服だぁっ。
■ニーナ
かわいぃ…。
これニナの? ニナのぉ?
■小夜子
えぇ、そうよ。
■小夜子
着ているところも見てみたいわ。
■ニーナ
うんっ。ちょっと待ってて。
■小夜子
顔洗ってからにしなさい。
■ニーナ
はぁ~い☆
■ニーナ
じゃーん。どう?
■小夜子
すごいわ。よく似合ってる。
■ニーナ
えへっ。おねぇたんはお姫さまだから、
ニナは王子さまね。
■小夜子
お姫さま?
■ニーナ
キラキラしたティアラがあるじゃんっ。
だから、おねぇたんはお姫さま。
■小夜子
(『たまにはお姫様になって』……
なんで今思い出すのよっ)
■ニーナ
おねぇたん?
■小夜子
うん、ごめんね。大丈夫だから。
■ニーナ
ホントに???
■小夜子
えぇ。今日はふたりでどこかおでかけしましょうか。
■ニーナ
やったぁ☆
++++++++++
小夜子とニナしかいなかった時は平和でしたね。
いろんな意味で。
有栖が来て、世界が広がって。
リコリスが来て、色々変わって。
そうして数年後の世界(SD)に繋がっていくんですね。
スタートがここだな、って思うと
ココロがほんわかなります。
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