017：魔法の呪文

小説とかシナリオとか。
自分の制作物をＵＰしているときはいいのですが、
「読んでるよ！」って言われると恥ずかしいですね…。
でも嬉しいです。
ありがとうございます。

えと、えと、
このお話の方向性ですけど、
少女マンガ程度のことはあります。
具体例を出すと、少コ●とか、新●●ゆとか。
でも実際にお写真とかは入りませんので、
その点はご安心ください。
だけど、ドールがモデルになってるからイヤっ
という方は、読まないことをオススメします。

って注意書きをしましたが、
今日の分は…キス程度？です。
あくまで、今後の展開、ということです。

では「つづき」からどうぞ。

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【魔法の呪文】

（コンコンっ）

■有栖
あぁ、どーぞ。

■小夜子
あの…有栖、今ひとり？

■有栖
あぁ。どうした？

■小夜子
えっと…

■有栖
そんな端っこにいねぇで、
こっち来て座れよ

■小夜子
……ここでいいわ。

■有栖
（あれ？　なんか避けられるようなことしたかな？）

■小夜子
なにやってたの？

■有栖
あぁ、作詞のネタづくり。

■小夜子
お邪魔しちゃったかしら？

■有栖
別にいいって。
頭にうかんだフレーズとか、メモってただけだし。

■小夜子
そう…。

■有栖
（また何か悩んでるのか？）

■小夜子
……あの、有栖は…………
（私の事、まだ好きでいてくれてる？）

■有栖
俺がどうしたって？

■小夜子
（やっぱりダメっ。聞けないわ）
ううん。別にいいの。
また今度にする。

■有栖
だぁめ。
小夜子の『また今度』は、ねぇからな。
ほら、言えって。

■小夜子
（言うの？　それこそできないわよっ）
ダメ…言えないわ……
やっぱり帰るね。

■有栖
逃がさねぇよ。
どうした？　ん？

■小夜子
（あ…っ、そんなに見つめられたら……有栖、スキ）

■有栖
へ？
（どうしたんだ？　甘えてるのか？）

■小夜子
あの…ね。その……好き、なの。

■有栖
あぁ。（好きなのか…）
って誰を？！

■小夜子
だからっ、有栖が好きなのっ

■有栖
俺？　マジで？

■小夜子
……っ、何度も言わせないで

■有栖
いーや、聞きたい。
もう一回。

■小夜子
好き…よ。

■有栖
誰を？

■小夜子
……っ、いじわるっ。
有栖のこと、愛してるのっ。

■有栖
俺も、小夜子を愛してるぜ

■小夜子
……っ。

■有栖
下向くなって。
キスできねぇだろ

■小夜子
もうしなくて…

■有栖
いいのか？　あんなキスだけで。

■小夜子
………いじわる

■有栖
小夜子が素直なら、もっと甘くしてやるぜ

■小夜子
……んっ

■有栖
甘いだろ？

■小夜子
（甘い…病み付きになる）
…もっと

■有栖
あぁ。ほしいだけやるよ




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砂吐きそうです。
書いていて恥ずかしい。